ペットロス症候群の克服
ペットロス症候群からの克服には、ペットロスで引き起こされる感情のプロセスを知ることが大切です。というのは、事前に自分に訪れる感情の変化を知っておくとで、いざそうなったときに、受けるショックを和らげることができるからです。ほとんどの場合、突然自分に起こった感情の変化に対して、冷静に受け止めることができずに、拒否反応を起こしてしまい、それが苦しみの原因となってしまうのです。ですから、ペットロスで引き起こされる感情のプロセスを知り、それを受け止め、その上で、一つ一つを対処していくことを考えると良いと思います。
1「現実と向き合うこと」
まずは、否定的な感情に対し、しっかりと現実と向き合うことです。時間がかかるかもしれませんが、これは大切な克服のプロセスなのです。死に向かい合うトレーニングとして、ペットの遺体をなでてあげたり、抱いていたわってあげることが良いと言われます。また、最近ではペットの葬儀もありますが、これも、必然的にしっかりとペットの死と向き合うということになるので有効だと言われます。
2「許すこと」
悲しみのはけ口として、人を責めたり、自分を責めたりしてしまうのですが、このマイナスの感情はさらに、自分を追い込んでしまいます。だから、許してあげることも大切です。もちろん、後悔や自責の念もあると思いますが、それはそのときにおける最善だったのだと、人も自分も許してあげることです。
3「悲しみを吐き出すこと」
悲しみに対しては、思いっきり泣いて、悲しみをため込まないことです。家族でも、親友でも、その悲しみを吐き出すことです。また、ペットとの思い出を振り返ってみることも良いでしょう。ペットとの思い出の写真を出して眺めてみたり、ブログなどを使ってペットとの思い出を書き綴ったりするのも良いかもしれません。
いずれにしても、ペットが死んだことを考えないように避けるというのは、ペットロスの症状を重くする原因となってしまいます。悲しみの感情を外にどんどん吐き出すことが大切です。やがて、忘れるという訳ではないのですが、時の経過とともに悲しみや苦しみが癒され、亡くなった時のことよりも楽しい頃の思い出が浮かんでくるようになることでしょう。